この度佐用郡医師会会長に就任した尾ア公彦です。
佐用郡医師会は会員数20数名の大変小さな医師会ですが、3病院、1介護医療院、2介護老健施設、7診療所(内1つは透析専門クリニック)から構成され、2020年から始まったコロナ禍に於いてはほとんどの身近な医療機関で新型コロナウイルス検査に対応できる態勢を取り、病院では新型コロナウイルス感染症回復後の入院患者さんの受け入れを行っています。
また、新型コロナウイルスワクチンの予防接種を積極的に行い、新型コロナウイルス感染症対策の広報をさようチャンネルのさよう健康テレビ講座を通して行っています。
医師会の活動は多岐に及んでいます。乳幼児健診、各医療機関での各種予防接種、保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校の園医・学校医として児童・生徒たちの健康管理、また、企業や行政職員・教職員の産業医活動、介護保険の介護認定審査会、町や県・保健所との各種会議に参加、救急活動、休日当番医、公衆衛生活動、新しい感染症対策などたくさんの業務を行っています。
そして、小さな医師会であるからこそ病院・医院、病院・病院、あるいは医療・介護・福祉の連携も良好です。佐用町民の皆様はなんでも相談できる「かかりつけ医」をお持ちください。多くの方が癌にかかる時代です。早期発見早期診断にこころがけてください。また限りある医療資源です。救急医療にご理解とご協力ください。
ご自分のお体の情報を共有することが大事です。医療機関受診の際にはお薬手帳や血液検査等の結果、検診や人間ドッグのデータをご持参ください。マイナンバーカードにはこれらの情報が入っています。貴方の医療情報が大変よくわかります。
今後とも良質な医療を提供すべく尽力してまいりますので、医師会へのご協力・ご理解賜りますようお願い申し上げます。 |